組織
名称 花西地区まちづくり協議会
設立 平成20年5月27日
住所 花巻市石神町364 花巻市総合福祉センター内 花西振興センター内
電話 0198-22-6541
組織形態
・構成区域:西大通り・材木町・若葉町・藤沢町・石神町・南万丁目・北万丁目(7行政区)
令和6年度3月末時点の行政区ごとの人口と世帯数
花西地区まちづくり協議会 規約
花西地区まちづくり協議会規約
(名称)
第1条
本会は、花西地区まちづくり協議会と称し、事務所を花西振興センター内に置く。
(目的)
第2条
本会は、地域の身近な課題を解決し、健康で明るい豊かなまちづくりのため、住民による自主的な地域づくり活動の円滑な推進を図ることを目的とする。
(事業)
第3条
本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)生活環境、自然環境の向上及び美化に関する事
(2)青少年の健全育成、芸術文化の振興、生涯学習に関する事業
(3)スポーツ振興、体力増進に関する事業
(4)地域福祉、子育て支援、保健活動に関する事業
(5)交通安全、防災、防犯に関する事業
(6)花西振興センターの管理受託
(7)その他目的達成のための事業
(構成)
第4条
本会は、西大通り、材木町、若葉町、北万丁目、南万丁目、石神町、藤沢町の7地区の各行政区で構成する。
(総会)
第5条
総会は、毎年1回会長が招集する。ただし、会長が必要と認めるときは随時に開催することが出来るものとする。
2 総会は、各行政区から選出された代議員をもって構成する。
3 総会の議長は、その都度代議員の中から選出する。
4 総会は構成員の半数以上の出席者又は委任状をもって成立し、その議事は出席者の過半数で議決する。可否同数の場合は、議長がこれを決する。
5 総会には次の案件を付議する。
(1)事業計画及び予算の決定
(2)事業報告及び決算の承認
(3)役員の承認
(4)規約の改正
(5)その他本会に関する重要な事項
(代議員の選出)
第6条 代議員の選出は、各行政区から4人とする。
(代議員の任期)
第7条 代議員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
2補欠によって就任した代議員の任期は、前任者の残任期間とする。
(役員)
第8条本会に次の役員を置く。
(1)会長1名
(2)副会長4名
(3)理事6名
(4)事務局長1名
(5)監事2名
(役員の選任)
第9条
役員は、各行政区から2名の推薦されたものをもって構成し、互選により選出する。
ただし、その選任にあたっては、総会の承認を得なければならない。
(役員の任期)
第10条
役員の任期は、2年とし再任を妨げない。ただし、会長は連続して4期の再任は認めない。
2 役員は、その任期満了後も後任の役員が就任するまでは、その職務を行う。
(役員の職務)
第11条
役員の職務は次のとおりとする。
(1)会長は、本会を代表し会務を統括する。
(2)副会長は、会長を補佐し会長に事故あるときまたは欠けたときはこれを代理する。
(3)理事は、会務の運営にあたる。
(4)事務局長は、本会の会計、庶務を担当する。
(5)監事は、本会の会計及び会務執行を監査し、総会にこれを報告する。
(顧問及び参与)
第12条
本会に顧問及び参与を置くことができる。
2 顧問及び参与は、会長が役員会に諮って委嘱する。
3 顧問は、重要な会務につき会長の諮問に応じる。
4 参与は、役員会に出席し、意見を述べることができる。
(役員会)
第13条
役員会は、四役会と全体役員会とする。
2四役会は会長・副会長・監事・事務局長で組織し、全体役員会は役員・専門部会長で組織し、会長が招集する。
3役員会は総会の総意にもとづき本会の運営にあたる。
(専門部会)
第14条
本会の運営を円滑に行うため次の専門部会を置き、当該各号に定める業務を所管する。
(1)総務企画部会
企画、情報収集、会報発行、各部の調整等に関すること
(2)生活環境部会
生活環境の向上、美化推進、ごみ集積所、土木施設維持補修等に関すること
(3)文化教育振興部会
青少年健全育成、生涯学習、文化、芸術等の振興に関すること
(4)スポーツ振興部会
スポーツの振興、体力増進等に関すること
(5)保健福祉部会
子育て、生きがいづくり、地域福祉支援等に関すること
(6)地域安全振興部会
交通安全、防災、防犯等に関すること
2 各専門部会は、各行政区から1名の推薦された部員をもって構成し、任期は2年とする。
ただし、再任を妨げない。
3 各専門部会の部会長は、部員の互選による。
(会計)
第15条
本会の経費は、市の交付金、その他収入をもって充てる。
2 本会の会計年度は、4月1日から翌年3月31日までとする。
3 新たな会計年度が始まっても、当該年度の予算が議決されていない場合は、議決されるまで
の間会長は、第5条の規定にかかわらず、次の事務について役員会に諮り、執行できるものと
する。
(1)議決されるまでの間の事務処理に必要な経費の交付金前払い申請
(2)議決されるまでの間の事務処理に必要な経費の支出
(3)議決されるまでの間に必要なその他の事務
(委任)
第16条この規約に定めるもののほか必要な事項は、会長が役員会に諮り別に定める。
付則
(施行期日)
1この規約は、平成20年5月27日から施行する。
2〃、平成21年4月1日から施行する。
3〃、平成22年4月1日から施行する。
4〃、平成23年4月1日から施行する。
5〃、平成24年4月1日から施行する。
6〃、平成26年5月14日から施行する。
7〃、平成30年4月1日から施行する。
(準備行為)
この規約による改正後の、花西地区まちづくり協議会規約第3条の規定による、花西振興センターの管理受託に関し必要な行為は、この規約の施行の日前においても行うことができる。
花西地区まちづくり基本計画について
平成22年策定
1計画策定の趣旨
花西地区は若葉小学校学区の七つの行政区をエリアとする地域であるが、近年住宅やアパートの建築等により人口が急増し、また国、県、市などの関係機関や小中高の学校、専門学校も立地しており、花巻市内のなかでも目覚ましい発展を遂げている地域である。
一方、車社会という現状もあり、郊外形大型店への誘客により中心商店街が疲弊し、閉店になっている状況や企業の合理化などにより営業所や事業所の撤退、社員住宅の閉鎖といった課題も抱えている。
この計画は、花西地区を一つのコミュニティと捉え、地区の課題解決や住民要望に応え、住んで良かったと思う安全、安心のまちづくりを計画的に進めるため策定するものである。
なお、この計画を実現するためには多額の経費を要するが、花巻市の総合計画に基づく「小さな市役所」構想によるコミュニティ交付金を主なる財源として取り組むものである。
基本方針
◎将来像・・・住んで良かったと思う安全・安心のまち
◎基本理念・・・みんなで創る住みよいまち花西地区
(1)生活環境・自然環境
◎まちづくりの目標
・それぞれの地域の特色を活かし、古き良き伝統を守り育てるまち
・だれもが安心して歩き生活できるまち
・河川や田園風景など自然環境を大事にするまち
◎まちづくりの施策
・住民同士のあいさつ、声掛け運動を提唱し、推進します。
・生活道路、側溝、歩道などの維持、補修に取り組みます。
・住民による公園、側溝や水路などの清掃、除草活動を支援します。
・河川や道路の愛護運動を提唱し、活動に対する支援をします。
(2)防犯・防災・交通安全
◎まちづくりの目標
・犯罪や火災のないまち
・災害時に住民が冷静に対処できるまち
・交通事故のないまち
◎まちづくりの施策
・地域防災計画をつくり、災害時に必要な器具等を備えます。
・防災マップを作成するとともに火災予防の重要性を周知し、定期的な訓練を実施します。
・街路灯や防犯灯を増やすとともに、既存の照明灯を計画的に補修します。
・犯罪防止や自動の通学路安全対策のため、市防犯協力隊員や若葉の子を見守る会による地区内のパトロールを強化します。
・消火栓の設置や火災予防運動に取り組みます。
・運転者の交通マナー遵守の提唱と三悪絶滅運動を進めます。
・狭い歩道や段差を解消し、バリアフリーに取り組みます。
・見通しの悪い交差点などにカーブミラーを設置する等安全対策をします。
・主要な交差点に信号機や横断歩道を設置するよう関係機関に要望していきます。
(3)地域福祉・子育て・生きがいづくり
◎まちづくりの目標
・安心して生み育てる環境のまち
・気軽に子育て相談ができるまち
・高齢者がいきいきと暮らすまち
◎まちづくりの施策
。地区内の民生委員やボランティア等の協力を得て、困りごとなどの相談支援体制づくりや子育てネットワークの構築に取組みます。
・子育ての先輩であるベテランママやボランティアの協力を得て子供が自由に遊べる「子育てサロン」を開設します。
・地域の公民館などを活用し、高齢者が気軽に話し合いなどできる「いきいきサロン」の開設をします。
・高齢者が生きがいや健康づくりのために行う活動を支援します。
(4)文化・教育・スポーツ
◎まちづくりの目標
・郷土を知り、歴史的文化財や史跡を大事にするまち
・郷土に伝わる芸能やまつりを守り育てるまち
・子供の健全育成のため、地域住民も関心を持つまち
・スポーツ・レクレーション活動が活発で、住民が健康で笑顔のまち
◎まちづくりの施策
・文化財や史跡のマップや掲示板を作成し、住民や観光客に周知します。
・まつりや郷土芸能を守り育てる活動を支援します。
・若葉小・花巻中教育振興協議会や子供110番の家など子供の健全育成に関わる活動を支援します。
・気軽に参加できるスポーツや健康づくりの機会をつくります。
・スポーツ・レクリエーションの活動を支援します。
(5)ボランティア活動ほか
◎まちづくりの目標
・ボランティア活動の輪が広がるまち
・新たなボランティアグループやNPOが結成され、活動が活発なまち
・地域住民の交流や活動が活発に行われるまち
◎まちづくりの施策
・ボランティアグループのネットワークを構築し、支援するとともに周知を図り、住民が気軽に参加できるように取組みます。
・高齢者宅などの除雪作業に協力するスノーバスターズが結成されるように支援します。
・イベンドやまつり、文活動などを通じて地区民が相互に交流できるよう支援します
補助金交付要綱
花西地区まちづくり協議会地域づくり活動事業費交付要綱
(目的)
第1 地域住民による自主的な地域づくり活動に要する経費に対し、この要綱の定めるところにより事業費を交付する。
(事業費の交付対象)
第2 事業費の交付対象者は、花西地区の自治会及び団体とする。
第3 事業費の交付対象となる活動は、次の各号に定める活動とする。
①生活環境、自然環境の向上、ごみの減量推進等に関する活動
②青少年の健全育成、芸術・文化の保存・継承等に関する活動
③高齢者福祉サービス、子育て支援活動、健康教室、保健活動等に関する活動
④交通安全、防災、防犯等に関する活動
⑤その他地域づくり活動に資する活動で、花西地区まちづくり協議会が認める活動
※前条に規定する事業に対する補助金の額は、別表のとおりとする。
(事業費の交付申請)
第4 事業費の交付を受けようとする自治会若しくは団体が事業費の交付の申請をしようとするときは、地域づくり活動事業費交付申請書(様式1号)を花西地区まちづくり協議会会長(以下「会長」という。)に提出しなければならない。
(事業の審査)
第5 会長は、事業費の交付申請があったときは、四役会議を招集して審査し、又は事案によっては専門部会の意見を付して役員会に諮るものとする。
(事業費の交付)
第6会長は、事業費を交付することが適当と認めたときは申請者に通知し事業費を交付するものとする。
(実績報告)
第7申請者は、事業が完了したときは、地域づくり活動事業実績報告書(様式2号)を会長に提出しなければならない。
【平成31年1月18日改訂】
特定の様式が必要な場合、下記様式をダウンロードし印刷してお使いください。
<地域づくり活動事業交付金>
様式1号 地域づくり活動事業費交付申請書
様式2号 地域づくり活動事業完了報告書及び事業費助成金交付請求書
<地域住民による労力提供に対する手当について>
地域住民の労力提供にかかる申請書様式
地域住民の労力提供にかかる報告書様式
令和6年度花西地区まちづくり協議会事業計画
方 針
当協議会の令和6年度の活動は下記の項目を柱として取り組みます。
① 多くの方々から意見や要望を取込む活動を実施します。
② 例年開催してきた行事を検討し、多くの人が参加できる行事を目指します。
③ 若葉小学校コミュニティースクールに協力し、教育環境に貢献します。
今年度の主な事業は下記の通りです。
① 地域の方々が支え合うボランティアの支援を継続します。
② 将来の地域を担う人材を発掘、育成を目指します。
③ 地域の方の健康増進や生きがいづくりを推進します。
④ 防災意識向上への取り組みを継続します。
地域活性化事業
1、生涯学習事業(事務局)
地域住民がいつでもどこでも主体的に学ぶことができるよう「はじめての生涯学習」の
支援として様々な講座を開設します。
(1)親子向けSDGsバス研修の開催
(2)各種講座の開催
専門部会事業
1、総務企画事業
広報による積極的な情報発信に努め、地域内の諸団体との情報連携・交流、また
地域づくりを担う人づくりの事業に継続して取り組みます。
(1)『広報花西まちづくり』の発行(年3回)
(2)『花西未来塾』の開催
(3)ホームページの更新
2、生活環境事業
地域に居住する方々の生活環境向上を図る事業に取り組みます。
(1)環境バス研修
(2)美化緑化事業
3、文化教育振興事業
地域の芸術文化の発展に努め、住民相互の一体感醸成を図る事業に取り組みます。
(1)『第14回みんなが参加できる文化祭演芸発表会』の開催
(2)写真・作品展などの開催
4、スポーツ振興事業
地域住民が気軽に参加できるようなレクリエーション等に取り組み、体力づくりや
生きがいづくりを推進します。
(1)『花西地区グラウンドゴルフ大会』の開催
(2)ニュースポーツの体験など
5、保健福祉事業
地域住民が健康に生活できるよう、健康増進や生きがいづくりを図る事業に取り組みます。
(1)『料理教室』の開催
(2)『健康づくり教室』の開催
(3)保健福祉バス研修
6、地域安全振興事業
地域の交通安全や防災対策、防犯活動を推進し必要な施設整備に努めるなど地域住民が
安心して生活できる、明るく安全なまちづくりのための事業に取り組みます。
(1)防災バス研修会
(2)『花西ぎんどろ防災キャンプ』の開催
(3)自転車交通マナー注意喚起のぼり旗等の設置
令和6年度収支予算(令和6年4月1日~令和7年3月31日)
【収入の部】
【支出の部】
令和5年度花西地区まちづくり協議会事業報告
今年度はコロナ感染症による規制が5類に引き下げられ、社会の活動も以前に近いような状況になってきました。当協議会の活動も多くなり、各部会が計画していた事業を活発に行うことができました。
1、今年度の花西地区まちづくり協議会事業計画は次の5つを掲げました。
①各事業開催の検討と、線部会の在り方についての検討を継続します。
②地域の方々が支え合うボランティアの支援を継続します。
③将来の地域を担う人材を発掘、育成を目指す『花西未来塾』を継続開催します。
④地域の方の健康増進や生きがいづくりを推進します。
⑤防災意識向上への取り組みを継続します。
➀専門部会のあり方についての検討
専門部会で協議を行いましたが結論がでませんでした。
②「花西地区除雪ボランティア」ボランティア隊49名、除雪依頼登録軒数61軒
「花西地区除雪ボランティア」の活動も5年目となり、今年度は49名のボランティア隊で、61世帯からの除雪
依頼の要望に応えました。また安全対策のため新たにヘルメットを支給しました。
高齢化が進む中で「支え合いボランティア」の事業内容を「除雪」に限定して実施してきました。このボラン
ティア事業を若い世代、特にも学童、中高生たちへ引き継ぐことが大切です。休日限定で学童が除雪作業に参加
できるような工夫が必要だと感じました。また新たに学童の出来るボランティア活動を検討します。
また、昨年度に新たに立ち上げた『花西地区ご近所サポートの会』も今年はサポーター17名と依頼者20名と
なっており、買い物や病院の付き添い、ゴミ出しなど身体に触れない介護を実施しました。
③「花西未来塾」9月30日・10月7日、土曜日 全2回開催(参加者のべ64名)
町内・自治会の役員の担い手の人材育成を図る「花西未来塾」を総務企画部会が主体となって開催しました。
30~40代の小中PTA中心に今年度は各町内会の会長より町内会についてお話を聞きました。
また交流会では他の町内の人とお話をして、町内活動などのさまざまな情報を共有し、参加者たちからは「有
意義な時間でした」と好評でした。
④地域の方の健康増進や生きがいづくりを推進
「演芸発表会」や「グラウンドゴルフ大会」、「ニュースポーツ交流会」や「健康料理教室」、「太極拳」の
他に各種講座を開催しました。
⑤防災意識向上への取り組み。
北万丁目で開催した防災練習に二つの町内会が見学していきました。
また、11月15日(水)に花巻市文化会館と共催し「文化会館避難所運営勉強会」を開催しました。複数の町内
会が参加し、段ボールベッドの組立、HUG(避難所運営ゲーム)を体験しました。
今年は能登半島地震もあり、災害時における必要な知識や技術を習得するとともに、地域住民の減災意識や協
力体制が必要だと感じました。
専門部会活動報告
令和5年度花西地区まちづくり協議会事業計画
方 針
当協議会の令和5年度の活動は下記の項目を柱として取り組みます。
①多くの方々から意見や要望を取込む活動を実施します。
②例年開催してきた行事を検討し、多くの人が参加できる行事を目指します。
③専門部の在り方について継続して協議を行います。
④地域支え合うボランティア事業を継続します。
今年度の主な事業は下記の通りです。
①各事業開催の検討と、専門部の在り方についての検討を継続します。
➁地域の方々が支え合うボランティアの支援を継続します。
③将来の地域を担う人材を発掘、育成を目指す【花西未来塾】を継続開催します。
➃地域の方の健康増進や生きがいづくりを推進します。
⑤防災意識向上への取り組みを継続します。
1、総務企画事業
広報による積極的な情報発信に努め、地域内の諸団体との情報連携・交流、また
地域づくりを担う人づくりの事業に継続して取り組みます。
(1)『広報花西まちづくり』の発行
(2)『花西未来塾』の開催
(3)ホームページの更新
2、生活環境事業
地域に居住する方々の生活環境向上を図る事業に取り組みます。
(1)環境バス研修
(2)美化緑化事業
3、文化教育振興事業
地域の芸術文化の発展に努め、住民相互の一体感醸成を図る事業に取り組みます。
(1)『第13回みんなが参加できる文化祭演芸発表会』の開催
(2)『花西地区の魅力ある光景写真展』の開催
4、スポーツ振興事業
地域住民の方々が気軽に参加できるようなレクリエーション等に取り組み、体力づくりや生きがいづくりを推進します。
(1)『花西地区グラウンドゴルフ大会』の開催
(2)『ニュースポーツ交流会(仮称)』の開催
5、保健福祉事業
地域に居住する方々が健康に生活できるよう、健康増進や生きがいづくりを図る事業に取り組みます。
(1)『太極拳』の開催
(2)『料理教室』の開催
(3)保健福祉バス研修
6、地域安全振興事業
地域の交通安全や防災対策、防犯活動を推進し必要な施設整備に努めるなど地域住民が安心して生活できる、明るく安全なまちづくりのための事業に取り組みます。
(1)防災バス研修会
(2)『防犯講習会』の開催
(3)自転車交通マナー注意喚起のぼり旗等の設置
令和5年度収支予算(令和5年4月1日~令和6年3月31日)
【収入の部】
【支出の部】
令和4年度花西地区まちづくり協議会事業報告
新型コロナ感染症は子年度も終息せず、感染対策が必要とされ様々な場面で対策が叫ばれていました。
第15回通常総会は久しぶりに対面形式で行い代議員の皆様には審議をしていただきましたが、新型コロナは拡大の様相を見せて計画した事業の半数は中止あるいは変更を余儀なくされました。
しかし、各専門部の皆さんには内容を検討しながら行事の開催に努力していただきました。また新たにご近所サポート事業も有志の方々で立ち上げていただきそのお手伝いを行いました。
1、今年度の花西地区まちづくり協議会事業計画は次の4本柱を掲げました。
①町内・自治会の役員、担い手の意欲ある人材の育成
②地域支え合いのボランティア事業の継続。
③自主防災組織の活動を支援し、安全・安心な暮らしを守る。
④専門部会のあり方についての検討。
(1)「花西未来塾」7月16日・13日、土曜日 全2回開催(参加者のべ40名)
町内・自治会の役員の担い手の人材育成を図る「花西未来塾」を総務企画部会が主体となって開催しました。30~40歳代の小中PTA中心に今年度は昨年度考えた「自分たちでやってみたい事業」案の中から、実際にやってみたい事業を決め実践に向けてワークショップ形式(参加・体験型講習会)で話し合いを行いました。
三つの案の中から今年度は花西地区初の「ぎんどろ雪あかり2023」を開催することとなり、各地区の皆さんの協力を得て2月に開催しました。参加された皆さんは寒い中出来上がった光景に満足された様子でした。
(2)「花西地区除雪ボランティア」ボランティア隊39名、除雪依頼登録軒数66軒
「花西地区除雪ボランティア」の活動も4年目となり、今年度は39名のボランティア隊で、66世帯からの除雪依頼の要望に応えました。また安全対策のため新たにヘルメットを支給しました。
高齢化が進む中で「支え合いボランティア」の事業内容を「除雪」に限定して実施してきました。このボランティア事業を若い世代、特にも学童、中高生たちへ引き継ぐことが大切です。休日限定で学童が除雪作業に参加できるような工夫が必要だと感じました。また新たに学童の出来るボランティア活動を検討します。
花西の方より高齢者世帯の方々が困っているので高齢者をサポートする仕組みが必要ではないかとの発言で「ご近所サポートの会」を立ち上げるべく検討会を重ね、1月に「花西地区ご近所サポートの会」を設立し花巻市役所の認可もいただきました。花巻市からの女性をいただきボランティア活動を行う新組織の運営を開始し、ご近所サポートの会事務局がスタートしました。
(3)自主防災組織の活動を支援し、安全・安心な暮らしを守る。
防災研修を中心に、災害時の備えに役立つ支援体制の研修と情報交換会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染で3密を避けるため、大勢が参加する行事を行うことが出来ませんでした。
(4)専門部会のあり方についての検討。
専門部会で協議を行いましたが結論がでませんでした。
(5)その他
①自治会支援費の申請にあたり、市からの交付金基準算定定額に準じた自治会配分概算額に基づく支給について
交付金額の算定を計算して自治会配分額の概算を明らかにして3年目となりました。前年度末に提出した「次年度予定する多額事業」以外は原則、上記算定額内に制限します。但し、緊急を要する事業申請はこれまでと同様に役員会で協議していきます。
専門部会活動報告
地域活性化事業
生涯学習講座(事務局)
方 針
当協議会の令和4年度の活動は下記の項目を柱として取り組みます。
①多くの方々から意見や要望を取込む活動を実施します。
②例年開催してきた行事を検討し、多くの人が参加できる行事を目指します。
③専門部の在り方について継続して協議を行います。
④ボランティア事業を継続し、地域支え合い絆を強めます。
今年度の主な事業は下記の通りです。
①多くの方々からの意見、要望を取り入れる団体選出役員※1などの導入を目指します。
②事業開催の検討と、専門部の在り方についての検討を継続します。
③地域の方々が支え合うボランティアの支援を継続します。
④将来の地域を担う人材を発掘、育成を目指し【花西未来塾】を継続開催します。
⑤地域の方の健康増進や生きがいづくりを推進します。
⑥防災意識向上への取り組みを継続します。
※1 自治会選出役員以外のPTA、教振、民生委員、防犯協会など
1、総務企画事業
広報による積極的な情報発信に努め、地域内の諸団体との情報連携・交流、また
地域づくりを担う人づくりの事業に継続して取り組みます。
(1)『広報花西まちづくり』の発行
(2)『花西未来塾』全2回開催
(3)ホームページの更新
2、生活環境事業
地域に居住する方々の生活環境向上を図る事業に取り組みます。
(1)環境施設一般整備事業
(2)美化緑化事業
3、文化教育振興事業
地域の芸術文化の発展に努め、住民相互の一体感醸成を図る事業に取り組みます。
(1)『第12回みんなが参加できる文化祭演芸発表会』の開催
(2)『第3回花西地区の魅力ある光景写真展』の開催
4、スポーツ振興事業
地域住民の方々が気軽に参加できるようなレクリエーション等に取り組み、体力づくりや生きがいづくりを推進します。
(1)『第15回花西地区綱引き大会』の開催
(2)『第2回グラウンドゴルフ大会』の開催
5、保健福祉事業
地域に居住する方々が健康に生活できるよう、健康増進や生きがいづくりを図る事業に取り組みます。
(1)『初めての終活セミナー』の開催
(2)『陳式太極拳』の開催
6、地域安全振興事業
地域の交通安全や防災対策、防犯活動を推進し必要な施設整備に努めるなど地域住民が安心して生活できる、明るく安全なまちづくりのための事業に取り組みます。
(1)被災地研修会
(2)防犯研修会
(3)交通マナー喚起のぼり旗等の設置
令和4年度収支予算(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
【収入の部】
【支出の部】
令和3年度地域づくり交付金の返還金に係る、令和4年度の収支予算(案)について
【収入の部】
【支出の部】
令和3年度花西地区まちづくり協議会事業報告
花西地区まちづくり協議会事務所が花巻市総合福祉センター内に移転して2年目となりました。
第14回通常総会は前年度に続き『書面議決書』による表決方式で行いました。
新型コロナウイルス感染が終息せず、今年度計画していたソフト事業のほとんどが前年度同様に中止せざるを得なくなりました。
1、今年度の花西地区まちづくり協議会事業計画は次の4本柱を掲げました。
①町内・自治会の役員、担い手の意欲ある人材の育成
②地域支え合いのボランティア事業の継続。
③自主防災組織の活動を支援し、安全・安心な暮らしを守る。
④専門部会のあり方についての検討。
(1)「花西未来塾」10月23日・30日、土曜日 全2回開催(参加者のべ76名)
町内・自治会の役員の担い手の人材育成を図る「花西未来塾」を総務企画部会が主体となって開催しました。今年度は「花西地区まちづくり協議会はどんな団体?」「自分たちでやってみたい事業を考える」をテーマに、30歳代~40歳代の小中PTA中心にワークショップ形式(参加・体験型講習会)で話し会いを行いました。
第1回目で当協議会の活動目的を知り、第2回目で「自分たちでやってみたい事業」を考えました。参加者たちから多くのアイディアが出てきました。
来年度は参加者たちが中心となった企画事業を実施するということで、今年度の活動を終えました。
(2)「花西地区除雪ボランティア」ボランティア隊32名、除雪依頼登録軒数51軒
「花西地区除雪ボランティア」の活動も3年目となり、今年度は32名のボランティア隊で、51世帯からの除雪依頼の要望に応えました。また安全対策のため新たにヘルメットを支給しました。
高齢化が進む中で「支え合いボランティア」の事業内容を「除雪」に限定して実施してきました。このボランティア事業を若い世代、特にも学童、中高生たちへ引き継ぐことが大切です。休日限定で学童が除雪作業に参加できるような工夫が必要だと感じました。また新たに学童の出来るボランティア活動を検討します。
①民生委員や教職員から取り組み可能な「支え合いボランティア」について意見を聞くこと。
②オフシーズンにボランティア活動研修会を行い、協力者の資質向上を図る。
(3)自主防災組織の活動を支援し、安全・安心な暮らしを守る。
防災研修を中心に、災害時の備えに役立つ支援体制の研修と情報交換会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染で3密を避けるため、大勢が参加する行事を行うことが出来ませんでした。
(4)専門部会のあり方についての検討。
次年度も継続して協議を行っていきます。
(5)その他
①自治会支援費の申請にあたり、市からの交付金基準算定定額に準じた自治会配分概算額に基づく支給について
交付金額の算定を計算して自治会配分額の概算を明らかにして2年目となりました。前年度末に提出した「次年度予定する多額事業」以外は原則、上記算定額内に制限します。但し、緊急を要する事業申請はこれまでと同様に役員会で協議していきます。
②若葉町の道路整備に対する支援について
これまでは認めていなかった交付金支援で、若葉町の道路整備費用補助を行いました。市道許可に必要な費用不足額でしたが、この道路が「公共性」があるという理由からでした。
③花西地区まちづくり協議会ホームページの立ち上げ
SNSなどで情報を得る時代、若い世代を中心により多くの住民へ情報を発信してくため、当協議会のホームページを開設しました。
また、次年度からは各町内会の更新担当者が「自治会紹介」ページを更新していく予定です。
④花西地区まちづくり協議会の事業や行事等に対するアンケートの実施
花西地区まちづくり協議会の活動も14年となり、行事などマンネリ化が目立っています。今年度実施した当協議会役員や町内会だけの簡単なアンケートでも、行事等のマンネリ化を指摘、改善などの意見がありました。
事業の沈滞を防ぐために、①役員の任期を決め常に若返りを図る。②外部から新しい構成員の意見を聞いて、フレッシュな取り組みを生み出す。
新年度には何かしらの方法で行事や事業への意見を聞いて実施していく予定です。
⑤花西地区まちづくり協議会役員に各種団体から役員を招く
地域の課題解決のために活動している各種団体も、当協議会と同じ目的を持っています。他のコミュニティ会議では各種団体から役員を招いて、活動を行っています。当協議会でも効果が上がる事業推進を目指して、団体から役員を招いて関係の深い事業を行う専門部会を中心に事業を行っていく予定です。
⑥『(宮沢賢治も歩いた)旧農学校通り』道路標識の設置について
個人の事業申請であっても地域活性化になるものは取り上げる。自治会の了解をとって事業目的について広く地域の理解を得て実施していく予定です。
専門部会活動報告
地域活性化事業
生涯学習講座(事務局)
令和3年度収支決算(R3年4月1日~R4年3月31日)
【収入の部】
【支出の部】
町内別支出状況
令和4年度花西地区まちづくり協議会事業日程表
令和3年度花西地区まちづくり協議会事業計画
方 針
当協議会は昨年度に引き続き、下記の4つを柱として取り組んでいきます。
①町内・自治会の役員、担い手の意欲ある人材の養成。
②地域支え合いのボランティア事業の継続。
③自主防災組織の活動を支援し、安全・安心な暮らしを守る。
④専門部会のあり方についての検討。
今年度の主な事業は下記の通りです。
①町内会及びまちづくりを担う人材を育成する「花西未来塾」を開催します。
②防災意識向上への取り組みを図ります。
③地域の方々の健康増進や生きがいづくりを推進します。
④地域の方々が支え合う生活ボランティアの支援を継続します。
⑤各町内の公園を地域住民の交流と憩いの場としての充実を図ります。
⑥映画会、写真展、各種講座・研修を実施します。
⑦町内・自治会の情報活動を活発化させるため「町内会広報」の交流と支援を図ります。
1、総務企画事業
広報による積極的な情報発信に努め、地域内の諸団体との情報連携・交流、また
地域づくりを担う人づくりの事業に継続して取り組みます。
(1)『広報花西まちづくり』の発行
(2)『花西未来塾』全2回開催
(3)町内会加入促進パンフレットの作成
(4)ホームページの作成
2、生活環境事業
地域に居住する方々の生活環境向上を図る事業に取り組みます。
(1)環境施設一般整備事業
(2)美化緑化事業
3、文化教育振興事業
地域の芸術文化の発展に努め、住民相互の一体感醸成を図る事業に取り組みます。
(1)『第10回みんなが参加できる文化祭演芸発表会』の開催
(2)『第2回花西地区の魅力ある光景写真展』の開催
4、スポーツ振興事業
地域住民の方々が気軽に参加できるようなレクリエーション等に取り組み、体力づくりや生きがいづくりを推進します。
(1)『第2回グラウンドゴルフ大会』の開催
(2)『第13回花西地区綱引き大会』の開催
5、保健福祉事業
地域に居住する方々が健康に生活できるよう、健康増進や生きがいづくりを図る事業に取り組みます。
(1)終活のコツセミナー
(2)健康気功・太極拳
6、地域安全振興事業
地域の交通安全や防災対策、防犯活動を推進し必要な施設整備に努めるなど地域住民が安心して生活できる、明るく安全なまちづくりのための事業に取り組みます。
(1)被災地研修会
(2)防犯研修会
(3)交通マナー喚起のぼり旗等の作成
令和3年度収支予算(令和3年4月1日~令和4年3月31日)
令和2年度地域づくり交付金の返還金に係る、令和3年度の収支予算(案)について
令和2年度花西地区まちづくり協議会事業報告
数年前から耐震性が不十分で危険建造物だと指摘されていた花西振興センター・花西地区まちづくり協議会事務所は、花巻市総合福祉センターへ移転し、令和2年度を迎えました。
今年度の花西地区まちづくり協議会事業計画は次の3本柱を掲げました。
①町内・自治会の役員、担い手になる人材の養成を図る。
②地域支え合いのボランティア事業の具現化を進める。
③防災訓練等の取り組みを強化して、地域の人たちの安心・安全の暮らしを守る。
しかし新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るい、我が国でも『2020東京オリンピック』開催は延期となりました。また、『緊急事態宣言』を2度も発せられ、国民の行動制限や自粛によって感染を抑えようとしましたが、成果は十分とは言えません。花巻市でも感染拡大の抑制や防止のために、市の施設や振興センター、文化会館など使用・人数制限が行われ、会場確保が難しくなりました。毎年、文化会館で開催していた『通常総会』も、今年度は書面表決方式で、四役会と代議員3名で「いしがみ会館」で行いました。
(1)「花西未来塾」は10月3日、17日、31日、土曜日 全3回開催しました。
町内・自治会の役員、担い手になる人材育成を図る「花西未来塾」を総務企画部会が企画し、小中PTAを中心に76名が参加しました。講師に太田陽之氏(NPO法人花巻市民活動支援センター)を迎え、「なぜ町内会は必要なのか?」をテーマに、ワークショップ形式(参加・体験型講習会)で話し合いを行いました。成果として参加者たちが考えた「町内会加入促進のパンフレット」を元に総務企画部会で作成して広報花西まちづくりに掲載し、今年度の活動を終えました。
(2)「花西地区除雪ボランティア」の活動はボランティア隊23名、除雪依頼登録軒数36軒と前年度の2倍の除雪活動を実施しました。(活動回数のべ208回、参加人数のべ290人)
今年は記録的な豪雪に見舞われて、除雪ボランティア隊が大活躍し、一人暮らしの高齢者や高齢者宅からは、「大変助かった」と喜ばれました。また今年は若葉町と西大通りの40代と50代の男性が、ボランティア隊の呼びかけに応えて参加してくれるという喜ばしい事がありました
(3)防災訓練等の取り組みの強化を図る予定でしが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として「3密」を避けるため、やむなく中止することになりました。また他にも当協議会の恒例行事であった『演芸発表会』や『100人綱引き』も中止せざるを得ませんでした。『演芸発表会』を担当していた文化教育振興部会では、『演芸発表会』の代わりとして11月に初の『写真展』を感染予防対策を取りながら開催しました。保健福祉部会では中止した事業の代わりに、新型コロナウイルス感染症防止対策として『フェースシールド』や『消毒液』等を各町内会へ配布をしました。
(4)その他
① 防犯街路灯LED化の工事業者の入札方式を変更して依頼することにしました。
全4回あ5・6・7・8月
新型コロナウイルス感染防止のため開催中止
全6回あ5・6・8・9・11・3月
新型コロナウイルス感染防止のため開催中止
生活環境部会
文化教育振興部会
専門部会活動報告
全10回あ5月~2月月1回
②事業推進のために、「地域づくり活動事業交付金内規」の見直しを行い、一覧表に整理しました。
③身近な憩いの場所である各町内の公園整備のために調査を行い、砂場の砂補充など簡単な整備を市の公園緑地課に実施してもらいました。
専門部会活動報告
地域活性化事業
生涯学習講座(事務局)
令和2年度収支決算(R2年4月1日~R3年3月31日)
町内別事業費集計表
令和3年度花西地区まちづくり協議会事業日程表
花巻市ホームページ「自主防災組織」より抜粋
◎自主防災組織とは
自主防災組織とは、地域住民一人ひとりが協力・連携し、自分たちの地域は自分たちで守るという考えのもと、災害発生時はもちろん、日ごろから地域の皆さんが一緒になって防災活動に取り組むために、地域で自主的に設立する組織です。
◎自主防災組織の必要性
平成7年の阪神・淡路大震災では、家屋の倒壊などで生き埋めになったり閉じ込められたりして救助された人のうち、消防などの公的機関の救助によるものはわずか2パーセントで、半数以上の約60パーセントを助けだしたのは、家族や近所に住んでいる人たちでした。災害発生直後は、公的機関による支援や救助には限りがあるということです。大きな災害では、地域住民一人ひとりが「自分たちの地域や生命は自分たちで守る」という意識を持つことが重要ですが、個人の力だけでは災害から身を守り切ることは難しいと思われます。そこで隣近所の人が集まり、互いに協力し合いながら防災活動に組織的に取り組むため、自主防災組織が必要となってくるのです。
◎自主防災組織の活動
(1)平常時の活動
活動内容は組織によって様々ですが、まず災害が発生していない平常時の活動として
地域内の危険箇所や安全な避難経路などを確認する地域内の安全点検、
安否情報などを確認するための連絡網づくり、
災害時に援護が必要となる方への支援体制づくり、
自分の避難場所や災害時に持ち出すもの、緊急時の連絡先を確認しておくといった防災知識の普及
などが挙げられます。それから、いざというときに、組織内の連絡や援護が必要な方への支援を実行できるようにするため、訓練も重要な活動となります。
(2)災害時の活動
また、実際に災害が発生したときには
援助が必要な方の安否確認とその情報の共有や関係機関への伝達、
市から避難指示などが出た場合などの、地域内での避難誘導活動、
必要に応じてですが、あらかじめ決めておいた場所での給水や炊き出しなどの支援活動
さらには、初期消火や被災者の救助など
自分たちで出来る範囲で柔軟に行動し、必要に応じて市へ救援要請などの活動を行います。
◎花巻市内の自主防災組織の結成状況
花巻市の自主防災組織は、行政区や自治会、町内会をもとに結成されており、令和3年4月1日の時点で、217の組織が活動しています。市内の全世帯に対して、届出地域の世帯の割合は95.9パーセントになっており、現在も市と地域で自主防災組織の結成を推進しています。
花西地区の自主防災組織(令和3年4月1日現在)
◎災害から自分や地域を守るため、私たちが心掛けるべきこと
いざという時に共に助け合えるようにするためにも、隣近所とのコミュニケーションを大切にしましょう。普段何気なく交わしている、ご近所の方との挨拶も立派な「自主防災」になります。大きな災害が発生したとき救助や避難の場面では普段の近所づきあいが大きな力を発揮します。
大きな災害が発生したとき、救助や避難の場面では普段の近所づきあいが大きな力を発揮します。ご近所の方々と挨拶を交わしたり、地域の集まりに積極的に参加したりして、皆さんの顔と名前を覚えるといった簡単なことから始めればいいと思います。
地域の安全を守るためには、一人ひとりの力が重要です。普段から地域の人たちと交流して「自分たちの地域は自分たちで守ろう」という意識を作ることが重要です。自分の身は自分で、地域のことは地域で、地域でできないことは行政で、それぞれ可能な範囲で取り組んで、災害の被害を最小限に抑えることが大切です。
指定緊急避難場所と指定避難場所
指定緊急避難場所
災害が発生した場合や、発生する恐れのあるとき、その危険から逃れるための避難場所です。災害の種類によっては使用できない施設もあります。災害時には指定緊急避難場所に逃げるのが基本ですが、深夜の大雨など、移動に危険が伴う場合は、安全な場所、例えば水害や土砂災害の危険性のない近隣の頑丈な建物や自宅の2階以上で山・崖から離れた部屋などに逃げるのも有効です。状況に応じて避難場所を選択しましょう。土砂災害の危険がある場合は指定緊急避難場所への避難が基本です。
指定避難所
自宅が被災して帰宅できない場合に、一定期間、避難生活を送るための場所です。災害の種類に関わらず使用できます。指定緊急避難場所のほとんどは引き続き指定避難所として利用できます。自宅や地域の安全が確認されたら帰宅しましょう。指定避難所は災害発生当初から開設されているものではありません。
花巻市では、災害の危険から命を守るため、公共施設を中心に「指定緊急避難場所」と「指定避難所」を指定しました。災害はいつ起こるか分かりません。突然の災害に備えて、自分の地域の指定緊急避難場所や指定避難所を確認しておきましょう。